再会の街、キューバの古都トリニダー
12月7日(土)
排気ガスで疲れていたせいか、たっぷり10時間も寝ちゃいました。
朝ごはんは毎日一緒のようです。
カサで主にお金の管理をしているカイロゥというおじさんに鍵を返してチェックアウト。
乗り合いタクシーの時間までまだ余裕があるので、荷物はリビングに預かってもらいます!
宿目の前の国会議事堂が昼の日差しに照らされ眩しいです。
昨日あまりに疲れてここの階段に腰掛けたら注意されました(^o^`)
ベンチを増やしてくれ。
10時半頃宿を出て、向かうはハバナ湾沿いの民芸品市場。
行く途中の街並みが、だんだんとローカル色が強くなってきます。
生活感が垣間見えて好き!
市場に到着!
大きな鉄骨作りの建物の中に、コンテナの店舗がずらりと並んでいます。
入り口には機関車が置かれてあっていい目印^^
建物の2階は主に絵画が展示販売されています。
素敵なんだけどね〜サイズ的に持って帰れません。
さらっと見て1階へ。
こちらは店舗が並ぶ通路を歩いていると100%英語で接客してきます。
なんだかメキシコにいるときより英語をよく耳にしますね〜。
出身を聞かれ、日本人だと答えた瞬間に「コンニチワ」や「オハヨウゴザイマス」と日本語での挨拶。
結構しつこめな客引きと通路の狭さにメンタルがやられてしまい、何も買わずにすぐ出てしまいました(⌒-⌒; )
メイン通りに向かい歩いていると、やはり裏路地の方がなんだかフォトジェニック!
建物とかすごいカラフルってわけではないけど、この石壁の雰囲気がいいし、
それがハバナの人々を引き立たせている気がする^^
途中チュロス屋さんを発見したのでプレーン味を購入。(0.5CUC=50円)
屋台の横で食べて、おねえさんに「美味しいよ!」とニコッとしたら、向こうも笑顔になってくれました(*^^*)
オビスポ通りに入り、昨日とは違うピザ屋さんへ。
昨日は写真を撮り忘れましたが今日はバッチリ!
チーズ味で15CUP(60円)。
キューバのピザは直径は小さいですが、分厚くて結構ボリューミー。
このように半分に折って食べる人も結構見かけました!
このピザ屋に並んでいたら、同じくピザ待ちの細身のにいちゃんに声をかけられました。
「今日葉巻のフェスティバルがあるぞ」と。
7年前、20歳の時のキューバ一人旅であった「フェスティバル詐欺」経験者の私は
これを聞いてやれやれとね。
あ〜分かった分かった、焼きたてのピザがまずくなるから早くどっかいってくれないかなぁ〜
と心の中で思いながらひろくんに会話を任せていました笑
もちろんひろくんも詐欺だって分かっていましたよ!
皆さんも「フェスティバル」という誘いにはお気をつけて!
確実に祭りなんてやってませんから!笑
ちなみに私は7年前は、声をかけてきた女性に付いて行ってバーに連れ込まれ金を請求されました(^o^)
もちろんそのお金は払わなかったけど、バーで飲んだモヒート代をその女性の分まで払わされました〜。
その時は腹が立ったけど、それだけで済んで良かったなと!
通りですれ違う人々がみんなソフトクリームを食べている…。
食べている様子を見てだんだんその店が近づいてきているのが分かる…!
なんと昨日ランチボックスを買った店(。-_-。)
またボラれるかな〜なんて思って並んでみたら店頭に「2CUP」の文字。
…8円!?
そんなことある??
あまりに安すぎる…。
恐る恐る1CUP硬貨を2枚渡すと…
本当に8円。
チョコとバニラのミックスで普通に美味しいし、大丈夫かこれ?!笑
そろそろ宿に戻りますが、この後4時間の移動が控えているので一応食料を買い込んでおくことに。
宿裏の歩行者天国通りでサンドイッチを売る店があったので並んでいたら、
ここのお客さんみんなフライドチキンを買っている…!
ひろくんも食べたいそうなので2個購入。
珍しくコカコーラも売っていたのでそちらも。
キューバにはキューバだけのコーラ、「Tu Cola (トゥコーラ)」というのがあってそれが一般的!味はペプシ寄りかな。
アメリカとは仲が悪いのでコカコーラは滅多に見かけません。
お会計したらびっくり8CUC(800円)。
現地の人は買えないんじゃないか?!と思っちゃうけど…。
宿だと匂いが充満しそうなので通りのベンチで。
こういう食べこぼしを拾い喰いするから野良犬はむくむく太るんだな〜。
そしてこっちの人たちは平気でゴミをその辺に捨てます。
ゴミ箱じゃなくて道に。チキンの骨だって。タバコの吸殻だって。
なかなかカルチャーショックを受ける場面は絶えません、キューバ!
宿に戻って荷物整理。
新しい宿泊客は毎日来ますね〜。
13時半、タクシーのお迎えが来て出発です!
向かうは、古都トリニダー!
7年前にも訪れましたが、好きな街です(^^*)
乗り合いタクシーと言うからバン的な車なのかと思ったら、まんまタクシー。
今回韓国人の男の子二人と相乗りで、一人当たり25CUCです。
長距離バスと値段が変わらないのでこのルートはタクシーの方が早いしオススメ!
しかしまぁ、助手席に座ったんだけど、永遠と右からの日光に照らされ頭おかしくなりそうでした(ー ー;)
耳が熱くてしんどかったけど、気づいたら30分くらい寝落ちしていました。
サトウキビ畑が広がる道は沖縄みたい。
日が沈む前の17時半には到着。
運転手のレオナルドは宿のことも知っていてすぐ近くに車を止めてくれました!
4時間ぶっ通しで車内は音楽も無し、喋れる人も無し。
タフすぎる…!運転も上手。
目当てのカサに向かおうとしたら、すんごい工事中。
バックパック背負ってそろそろと歩くと、カサの前に立っていた男性に呼ばれる。
そう、この人が家主のレオナルド!
奥さんのヤミレットと二人で経営する、通称「レオとヤミの家」です!
お部屋、そしてまたしても個室が空いていて一安心。
ベランダのまったりスペース。
日が沈んだ後の夕焼け!
電線はあっても空が広い!
カサは晩御飯も食べられるところが多いのですが、
ここは評判もいいし街中を探すには日が落ちているのでお家でいただきましょう(^^)
他にも日本人が3人いて、みんなで一緒に食卓を囲むスタイル。
ここでなんとメキシコのカンクンの宿で一緒だったアイさんに再会!
キューバに行くことは知っていたけど、こうやってまた会えるのはやっぱり嬉しい(*^^*)
ライスやヌードル入りスープ、サラダ、とんでもなくお腹いっぱいになります。
みんなは名物ロブスター!
身がフワッフワだそうです!
私は苦手なので豚のグリルを。
デザートにアイスも出してくれました!
さとうきびなのかな、不思議な味でした。
そして食べ終わった頃に登場したのは、メキシコのオアハカの宿で一緒だったエリちゃん!
実は私たちがレオヤミの家に着いた時、レオに「エリ〜?」って聞かれて、
「違うよ〜」と言いながら、もしかしてあのエリちゃん?と思っていたら正解でした。
メールで予約していたみたいですね!
満腹の胃を慣らしつつ、
ロシア航空のこと、メキシコでのこと、今後の旅、キューバの社会主義について、などなどみんなでいろんな話をしました!
旅人の会話はおもしろい。
移動もあったし程よい疲れの中24時には就寝。
ブログもインスタもないとバサーッと寝られて最高に楽です笑