メキシコでのダイビングはファンタジー!アンヘリータとカーウォッシュで潜ったよ
本日もダイビングデー!
今日は再びセノーテで潜ります。
まず1本目は アンヘリータ というポイント。
プラヤ・デル・カルメンから車で1時半ほど走らせた、トゥルムの街からさらに南。
大量の蚊に襲われつつまずは上からセノーテの説明。
セノーテはこのユカタン半島に大量に存在するのですが、
地下水脈なので基本はそれぞれが地下で繋がっています。
でもここアンヘリータは独立しているようで、
セノーテの中でも独特な形状。
上から見る分にはあまり他と変わりませんが(^_^)
トイレを済ませてウエットスーツに着替えようとしたら黒猫ちゃんが…!
首輪をしているのできっと飼われているのでしょうね。
とても懐っこくてかわいい(*^_^*)
ひろくんは例の如く動物使いに。
さぁタンクを背負ってジャンプ!
一番乗りなので今は貸し切り。
空間が広くなるし、初めて見る景色に集中できるのでラッキー!
潜るとこんな感じ。
そう、"セノーテ"って「光のカーテンキラキラ~」だけではないのです!
一昨日潜ったチャックモールのような姿がテレビや雑誌ではよく取り上げられるので、
セノーテはああいうキラキラ洞窟だと思い込む方が多いみたい。
私も3年前はその一人。
調べるともっと様々な顔を持つセノーテがあり、
今回はこのアンヘリータをリクエスト。
水深25mを超えた辺りで現れる「硫化水素の層」。
まるで雲の上を泳いでいるよう。
通常雲の上に行けば遮るのもがなくて青空太陽ピカーン!ですが、
この雲はおとぎ話の世界みたい。
真ん中には木々が重なった島のようなものがあり、一つのアート作品のよう。
照明さんだったり舞台を手掛ける人なら分かると思いますが、
ステージ上の効果でスモークマシンを焚いてるような感じ。
これは"層"になっているので、煙の下に潜ることもできます!
ドキドキしながらガイドのムネさんの指示に従い下へ。
先に潜ったムネさんが煙の中に消えていく姿はファンタジーそのもの。
異世界に行ってしまいそう…!
硫化水素のためマスク越しにも香る硫黄の匂い。
層の下は真っ暗。
手に持つライトがそれぞれの目印です。
水深35mと深く長い時間は居られないため、その独特な空間をしっかり味わいます!
再び層の上へ。
飛行機で薄~い雲の中を通過しているような感覚。
層の切れ間がきれいで何度も顔を出したり引っ込めたりしてしまいます!
徐々に深度を上げ、途中横穴洞窟も探検。
タンク2本背負うムネさんがケイブダイバーって感じでかっこいい!
この日はアンヘリータの中では透明度がいい方らしく(20mくらい)、見上げると水面の向こうに木々も見えます。
ワニが住んでいるらしいのですが今回は出会えず(´∵`)
ダイビングでワニに遭遇したとか言ってみたい。
チャックモールや昨日のコスメルといい、毎日ファンタジーのような景色を見て、五感で味わって、ゾクゾクします…!
これはダイビングでしか体験できない。
スポーツ、音楽、食事、
いろいろな趣味があるしそれぞれ好みもあるけれど、
水の中の異世界を見たかったらぜひダイビングやってほしいな。
お金はかかるけど。
高校生からこの世界を知れた私は贅沢者ですね(^o^)
温かいお茶を飲み、2本目のポイントへ移動しましょう!
車を走らせた3分ほど、道路に散らばる大きな破片。
ムネさんも焦って避けつつ通り過ぎると、車が2台クラッシュしている…!
こちらも車を止め、様子を見に行くムネさんとひろくん。
私は車の中から見ていましたが、1台は運転席が横からぶつけられえげつない凹み方。
状況はかなり悪い模様。
電波の通じないそこではどうしようもなく、先ほどのアンヘリータまで戻り119番通報しました。
再びその事故現場に行くも、結果は…。
メキシコの運転や免許事情について車内で話していたばかりなので余計に寒気。
街を歩いているときにもけっこうヒヤッとする場面は多いです。
今回ムネさんの対応が素晴らしくて感動。
現地のメキシコ人よりも誰よりも早く救急車を呼び、女の私には現場を見ないよう気を使ってくれたり、
ダイビングの引率以外もこういう判断力と行動力は必要なんだなと。
気を取り直して2本目行きましょう!
お次はカーウォッシュ。
マヤ語ではアクトゥンハ。
ここは一般の人もシュノーケルで楽しめる場所になっているようで、
台から飛び込んで遊ぶ欧米人も何人かいましたね。
太陽光が差すと上から見てもクリアでキラキラ。
陸にいた時間が長い分、水温はかなり冷たく感じますが潜りましょう!
…ジブリ??
…新海誠作品??
これまたファンタジー。
水草が広がり蓮の葉が大量に生えるそこは、鳥が飛んでいてもおかしくない世界。
水底の砂が細かく、誰かがフィンで蹴って舞ってしまい若干濁ってしまいましたが…。
その水草ゾーンを抜け奥に行くと鍾乳石洞窟が!
光のカーテンも見れました^^
進んでいくと「これ以上行っちゃダメ」標識が。
これ以上行きたい!って思う人がcave(ケーブ/洞窟)のライセンスを取るんでしょうねぇ。
2つの顔を持つこのカーウォッシュはまた面白い。
お得感がありますね。
ダイビング初日から思っていますが、
動画をお見せしたい!!(T∀T)
写真よりかはこの感動が伝わると思うし、臨場感ももっとあると思う!
ブログだと難しいよなぁ…
YouTubeとかに上げてリンク貼ればいいのかな?
ダイビングを終え、ムネさんが機材を片付けている間に私はウエットスーツを脱いでシュノーケリング。
と言ってもダイビング以外はフィン禁止なため素足で。
シュノーケルもないのでマスクだけで泳ぎましたがなかなか疲れる笑
でも、ダイビングと違って素潜りだと体全身使って泳ぐので、足先から浮腫が抜けていく感じがしてデトックス( ´ ▽ ` )
上がったらご褒美が…!
キンキンに冷えていて最高です。
さぁお昼ごはんへ。
ユカタン料理の一つ、コチニータ・ピビルという子豚の煮込みを使ったタコス!
北、西側のリゾートエリアはあまりごはんが美味しくない印象でしたが、東側は美味しいですね( ^ω^ )
帰りにムネさんが車を路肩に止めたと思ったら、
私たちが買いたいねと話していた"ランブータン"という果物を売る屋台が。
ランブータンはライチのようなフルーツ。
「毛が生えたもの」という意味らしい。
東南アジアやカリブ海諸島で栽培しているので、今までのメキシコの街ではあまり見かけなかったんですね~。
20ペソ分(6個)買いました。
やはり帰りの車は猛烈に眠くて、頭を車の壁にガンガンぶつけながら爆睡していたらショップ到着。
また明日と、バイバイ。
明日また潜れるって幸せだなぁ…。
宿に戻ってシャワーを浴びてしまいましょう!
もうこのプラヤ・デル・カルメンの海には入る気がしないので笑
最後のランドリーかなぁと、袋パンパンの洗濯物を持って出かけるも、店のおばちゃんになぜか今日はもうお終いと言われる。
明日もダメみたいで、別の近くのランドリーに行ったらありがたいことに日曜日でもオープンしていて預かってもらいました。
そのままいつもとは違うMEGAというスーパーへ。
何かちょっと食べたいね、と話していてスーパー内にアイス屋さんがあったので1個ずつ。(27ペソ=150円)
この旅で多分3kgくらい太ったので顔パンパンです。
メキシコでよく見るチェーン店なのですが、いまいち美味しくなかったですねぇ…。
水着もこちらはいいのが置いてなかったので、今晩用のお肉とお酒を買って帰ります。
名前の割にメガ感のないスーパー。
17時、なんだか猛烈に眠くてやることはあるけど昼寝。
たぶん連日睡眠時間が通常より少ないのと、ダイビングで身体に窒素が溜まって疲れていたのかも。
2時間も寝てしまい、起きたらひろくんが夕飯の準備をしてくれていました。
ありがたや。
出てきたのはサラダと、斬新なスタイルのお皿。
カップを持ち上げるとあら素敵!
卵とパクチーと米を消費したく、鶏肉を買い、
親子丼にするか、オムライスにするか、チャーハンにするか、雑炊スープにするか…
悩んでいたらチャーハン×スープになってきました!
雑炊にもなるし最高ですね。
このありものだけで作るごはんが旅らしくて良い。
デザートにランブータン。
香りの強くないライチって感じです。
「うまーーい!!」
ってならないフルーツですね。
またしても日付が変わる時間になってしまった…!
なかなか早寝できません〜